🍂木洩れ日図書缶

脚本とか小説とかエッセイみたいなもの。
書きます。
取材旅行、行けたらいいな~。
俳優さんや女優さんの名前らしきものが出てきますが、ご本人には全くもって関係がございません。ごめんなさい。

M夫人~最終海域もとい最終回 13/13

M夫人、自宅玄関。
女性と男性の革靴の足元。



R指定/Rshitei 盲目少女/ Moumoku Shoujo sub español



M夫人、キッチン。


男「碧海くんの担任の××と申します。」
男、M夫人に名刺を渡す。
壇れ「初めまして。碧海の母です。今日は少しお話させて頂きたいのですが・・・」
M夫人、二人に椅子をすすめ、隣の寝室の引き戸を開ける。


壇れ、M夫人を視線で追い、寝室の中を見る。
ベッドの上、白髪の頭が見える。
M夫人、ベッドを回り込み、様子をうかがい、キッチンに戻ってくる。


井川「ごめんなさい。お話うかがいます。」
男「碧海くんがこちらに度々来ているという話を聞いたのですが。」
M夫人「ええ。」
壇れ「いつからですか。どうやって知り合ったのでしょう。」


M夫人、麦茶をコップに注ぐ。


M夫人、スマホをポケットから出し、自分のサイトを開き、壇れに手渡す。


井川「お母様、ご存知かと思いました。
   お月謝も毎月頂いていますし。」


壇れ、スマホを男に渡す。
男「学習塾されてるんですか。」
井川「ええ。碧海君と同じ高校の学生も何人か来てくれていますよ。
   高校男子君とか。」
壇れ「高校男子君ですか?
   確認してもかまいませんか?」
井川「・・・・・」


壇れ、スマホから高校男子の母にメールで確認。


M夫人、麦茶を二人に勧め、寝室に行って、空調を調える。


壇れのスマホに返信メールが届く。
壇れ、男に
壇れ「高校男子君のお母さんに聞いたら確かに通ってるそうです。
   2年の夏から・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


イタリアンレストラン。夜景。
パスタ。ワイン。


要「あのくらいでよかったの?」
井川「十分よ。
   あの子には感謝もしてるのよ。
   いつまでも亡くなった夫の思い出の詰まったものを持ってても苦しいだけだし。
   私には残す人もいないし。
   先に進むために処分した方がよかったのよ。
   自分からはなかなか売りに行くなんてできないし・・・」
要「・・・」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


河川敷。
ペット譲渡会。


M夫人、犬と目が合う。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


M夫人、書斎兼客間。


壁一面書棚、その前に二人掛けの丸テーブル。
椅子に座る碧海、丸テーブルにはプリント、参考書。


ソファーに座るM夫人、プリントのチェック。
足元に犬。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




R指定 Slow Days PV


・・・・・・・・・・・・・・


桜。公園。


ベンチに座るM夫人。
足元、犬。


スーツを着た碧海。
晴れやかな表情の壇れ、二人揃って坂を降りていく。


二人の後に追いつく、スーツを着た高校男子と高校男子の母親。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


M夫人、玄関。
M夫人の足元と犬。
玄関の内側から犬を抱くためのびる腕。


要「元気だったか。わんこ。」
井川「来てたのね。」


要、犬をゲージに入れる。


・・・・・・・・・・・・・・・『めんどくさくなった。いろいろすっ飛ばす。』・・


二人シャワーを浴びる。


寝室に向かう二人。


M夫人、ベットの上の頭を蹴り飛ばす。
窓際に飛んでいく頭。
後ずさりする要。


M夫人、ベッドに座り掛け布団を剥ぎ中に丸めておいた毛布を下に落とす。


座ったままで振り向くM夫人。
井川「私達、始めてよね・・・・」
要「う・・・うん・・・」


・・・・・・・・・・おわり・・・・・・・・・・・



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