🍂木洩れ日図書缶

脚本とか小説とかエッセイみたいなもの。
書きます。
取材旅行、行けたらいいな~。
俳優さんや女優さんの名前らしきものが出てきますが、ご本人には全くもって関係がございません。ごめんなさい。

シンクロ 3/3

俯瞰
地下鉄のホームに向かう愛梨を追うように渦を巻きながら人波が流れていく。


地下鉄ホーム
電車の到着を知らせるアナウンス


愛梨の右、六人程隣の人間がホームに飛び降りる。
次の手前の人間も飛び降りる。


きずいて驚く愛莉。


また一人飛び降りる。


愛梨『間に合わない!』


愛莉から三人隣の人間も飛び降りる。


愛梨『助けられない。無理よ!』


愛梨の隣の隣の人間も飛び降りる。


愛梨『私?・・・・』
後ずさりする愛梨の足元。


隣の人間も飛び降り、電車の警笛がホームに鳴り響く。


目を見開く愛梨の顔に掛かる髪が電車が来る風圧で揺れる。


ホワイトアウト。



愛梨の後ろに並んでいた女『飛び降りなかったんだぁ』愛莉を見る。


左隣の女『私も飛び降りなくちゃいけないかとドキドキした!』


左隣の女の友達『左隣ちゃん、飛び降りたらどうしようかと思っちゃったー』


二人、手を取りながら微笑む。


左隣の女『でもスリルあった!面白かった!』


左隣の女の友達『参加して無かったのね、ゲーム。』愛梨に向かって言う。


左隣の女『紛らわしいのよ、まったく!
     次も参加する?』


左隣の女の友達『いいわよ。あの人そうよ、きっと』


二人、ホームの階段を昇って行く男の一人を見る。


男がポケットからハンカチを出し首筋を拭う。


後ろにいる数人の人間がハンカチをポケットから出す。


二人の女、バッグを開ける。


シンクロ おしまい


お付き合い有難うございました。



【ATY】バレリーコを踊ってみた【夕香里】






にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。