🍂木洩れ日図書缶

脚本とか小説とかエッセイみたいなもの。
書きます。
取材旅行、行けたらいいな~。
俳優さんや女優さんの名前らしきものが出てきますが、ご本人には全くもって関係がございません。ごめんなさい。

退屈な週末7/11

病院。


新生児室
看護師「可愛い女の子ですね。」
ベビーガッキーを抱く真矢。
風間、真矢ベビーガッキーに微笑む。
看護師「手続きしてからお帰り下さいね。」
真矢「ありがとうございました。」
風間「本当にお世話になりました。」


病室
身支度を整える女。
看護師、昼食の入ったトレイを持って来る。
看護師「お昼食べていくのでしょ。」
振り向く女の目には涙がにじんでいる。
看護師「10ヶ月お腹にいたんだもの情がわくわよね。
    増してや血がつながっているのだもの。」
女、肩を揺らして泣き始める。
看護師、慌てたように病室を立ち去る。


病院1階フロアー
にこやかなベビーガッキーを抱く真矢、風間。
沈んだ表情の女すれ違う。


病院出口
女の子「ママ~」
女の子が駆け寄り女の脚にしがみつく。
男「お疲れ様だったな。」
男の顔を見た女、声無く、泣く。
男「もう忘れろ・・・
  俺たちの女の子だけを考えればいい。」
女の子、不思議そうに女を見つめる。
女の子を肩車する男。
男「ママはね、困った人を助けたんだよ。
  いい子いい子してあげようね。」
女の子、女の頭を撫でる。
微笑む女。



ガッキー自宅。


キッチン
冷蔵庫の上から写真立てをとる真矢。
真矢、風間、ベビーガッキーが写る写真。
真矢母、食事の支度をしている。
真矢母「2人分でいいんだね?」
真矢母、真矢の様子を見る。


真矢母「何か間違っていたのかね・・・」


真矢、冷蔵庫にもたれかかる。
真矢「私がいけなかったの。
   病気をしてから風間を受け入れられなくなったし、ガッキーは可愛かったけど子育てに自信が持てなかった。
   もともと仕事が好きだったし、逃げるようにそれに没頭してしまって。
   いつの間にか、2人を見失ってしまったの。」
真矢母「それでもガッキーに本当のことを言うなんて、どうかしてるよ。
    ま、今さらだけどね。
    土曜日ガッキーいないこと多いんだね。」
真矢「平日は家でゴロゴロしてるみたいなんだけど、土曜は風間のところに行ってるのよ。
   摂食障害でね診てもらっているの。
   それで診察が無くても、土曜は出かける癖がついて。」



レストラン街。


ガッキーゆっくりとZENの店に向う。
ZENの店、立ちすくむガッキー。
店からZENが出てくる。
ZEN「今日、混んでる。
   夕方会おう。」
ガッキー「・・・」
店の奥から声。
べ「ZEN!パスタまだかって!」
ZEN「この間の会った所で!
   4時だよ。4時!」
ZEN、店に戻る。



北西中学。


数名の生徒しかいない昼休みの教室。
机の上、スケジュールがきれいに書き込まれたキャンパスノート。
中坊他男子、そのキャンパスノートを数ページ破きポケットにたたんでしまう。
それを中坊夏子が見ている。
中坊ガッキー、ハンカチで手を拭きながら教室に入って来る。
自分の席に着き、破かれたノートを見る。
中坊夏子「ガッキー、夏の塾の講習会いつだっけ。
   一緒に行こうよ。」
中坊ガッキー「8月の第一週だと思う・・・」



こじゃれたbar。


他男子「別男子、別女子めんどくさくなってもう来ないってさ。」
女子「他女子も今、出張多くていつも参加できないって言ってるし、
   優女子も自分の結婚準備で忙しいって。」
夏子「あたし達だけでつっつー先生の段取りしなきゃいけないのね。」
ばーちー「ガッキーは無理だな。」
他男子、女子、夏子「無理ー。」
女子「ガッキーって不登校だった時あったよね。
   何でだったんだろう?」
他男子、夏子、ばーちー「わかんなーい。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・休憩・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  
   




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